(独)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の近畿中国四国農業研究センターは、12月11、12日に岡山市北区の岡山コンベンションセンターで農研機構国際シンポジウム「地域発低コスト・省エネをめざした施設園芸イノベーションシンポジウム」を開催する。わが国の研究者のほか欧米や中国から講師を招き、わが国の施設園芸のイノベーションにつなげるほか、意見交換などを行う。11日は、午後1時に開会、林真紀夫東海大教授による基調講演「わが国における省エネを中心とした環境制御技術の現状と展望」に続き、米国での施設園芸について久保田智恵利アリゾナ大学教授が、スペインに関してアンダルシア州立農業研究所のエステバン・バエザ氏が、中国について趙淑梅中国農業大学副教授が講演する。また、次世代型パイプハウスの開発について近畿中国四国農業研究センターの成果発表が行われる。12日は、午前9時から特別講演▽自然災害による園芸施設の被害と対策(農村工学研究所・森山英樹主任研究員)▽農研機構における植物工場実証の取組(野菜茶業研究所・鈴木克己野菜研究調整監)が行われ、一般公演、ポスターセッションのあと、パネルディスカッションが行われる。参加は無料。各日とも先着250人。申し込みは、近畿中国四国農業研究センターのイベント・セミナー案内から。または、氏名・所属・連絡先・情報交換会参加の有無などを記載してFAX(0877-63-1683)か、Eメール(2012warc-sympo@ml.affrc.go.jp)で。問い合わせは、同センター四国研究センター広報普及室(TEL0877-63-8143)へ。
No.2012-45
2012年11月5日~2012年11月11日