筑波大学は11月9日、宇宙に存在する物質のかなりの部分を占めるダークマターが宇宙誕生時にどう広がっていったかという重力進化をスーパーコンピューター「京」で計算することに成功したと発表した。約2兆個のダークマター粒子を対象に計算したもので、従来の1兆個規模を超える世界最大の重力進化シミュレーションという。スーパーコンピューターの計算速度は世界最高レベルの毎秒0.567京回を達成、米国で開かれた高性能計算技術に関する国際会議(SC12)の授賞候補にノミネートされた。 |
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筑波大学は11月9日、宇宙に存在する物質のかなりの部分を占めるダークマターが宇宙誕生時にどう広がっていったかという重力進化をスーパーコンピューター「京」で計算することに成功したと発表した。約2兆個のダークマター粒子を対象に計算したもので、従来の1兆個規模を超える世界最大の重力進化シミュレーションという。スーパーコンピューターの計算速度は世界最高レベルの毎秒0.567京回を達成、米国で開かれた高性能計算技術に関する国際会議(SC12)の授賞候補にノミネートされた。 |
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