日本雪氷学会から3つの学会賞を受賞
:防災科学技術研究所

 (独)防災科学技術研究所は10月16日、日本雪氷学会から同研究所雪氷防災研究センター新庄支所(山形・新庄市)が同学会の「技術賞」を、また2人の研究者が同学会の「功績賞」と「平田賞」をそれぞれ受賞したと発表した。
 新庄支所は、雪氷圏の任意の環境が再現できる「雪氷防災実験棟」を備え、平成23年度までの15年間に400件以上の実験を行っている。今回の「技術賞」は、その雪氷防災への取り組みが評価されたもの。
 「功績賞」は、雪氷災害の発生予測に関する研究を立ち上げ、そのプロジェクトリーダーとして活躍した佐藤篤司研究参事が受賞した。
 また、「平田賞」は、積雪内部の水の移動過程の解明とそのモデル化に取り組み、全層雪崩の研究進展に貢献した山口悟主任研究員が受賞した。

詳しくはこちら