いまここで大地震がきたら自分の受ける被害は?
―スマホに表示するアプリ「もしゆれ」を公開
:防災科学技術研究所

 (独)防災科学技術研究所は8月3日、今自分のいる場所で大地震が起きたら自分はどんな被害を受ける可能性があるか―をスマートフォンの画面上に表示するアプリケーション(ソフトウエア)を公開したと発表した。
 この防災アプリケーションの名称は、「もしもいまここで大地震の揺れに見舞われたらワタシはどうなる?」。略称を「もしゆれ」という。
 同研究所は、「日本では常日頃から大きな揺れに備えるべき」との考えから防災アプリケーション作りを進めており、今年度既に2本公開済みで、今回が3本目。
 アクセスは簡単で、この防災アプリケーション「もしゆれ」を起動して、画面上の「判定ボタン」を押すとGPS(全地球測位システム)などから得たその場所の位置情報を元に、今そこで大地震が発生した場合に実際に起こりうる建物倒壊や家具倒壊、津波や液状化など17種類の被害結果画像を表示するというもの。「いざという時どうすればいいか考えるきっかけとして役立ててほしい」と同研究所はいっている。

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