内閣官房と情報セキュリティで協力覚書を締結
:産業技術総合研究所

 (独)産業技術総合研究所は9月10日、内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)と情報セキュリティに関する協力覚書を締結したと発表した。
 情報セキュリティは、JIS(日本工業規格)で、「情報の機密性、完全性、可用性を維持すること」と定義され、安全・安心なIT(情報技術)社会を実現するには情報セキュリティの確保が不可欠となる。
 NISCは、国の情報セキュリティ政策を立案、遂行する機関で、2005年4月に設置された。
 一方、産総研は、情報通信技術研究の一分野として情報セキュリティの先端的、実践的な研究開発に取り組んでいる。
 今回の協力覚書は、政府機関の情報セキュリティ対策に参考となる技術的・専門的情報を産総研がNISCに提供するというもので、産総研は「政府の情報セキュリティ対策の向上に、より一層協力していきたい」といっている。

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