(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月1日、宇宙から回収した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルなどをより多くの人に見てもらうため、それを一定期間展示する協力機関を公募することになったと発表した。
「はやぶさ」のカプセルなどは、すでに相模原市立博物館(神奈川)、JAXA筑波宇宙センター(茨城)、丸の内オアゾ(東京)などで公開しているが、今回の公募はそれらに続いて実施するもの。
対象は、国内にある科学館、博物館、地方公共団体などで、宇宙から帰還した実物の「インスツルメントモジュール」と呼ばれるカプセル本体部、搭載電子機器、パラシュートなどを一カ所に最大で5日間貸し出す。
募集の締め切りは9月30日。問い合わせは、同機構「はやぶさ」帰還カプセル展示係(TEL03-6266-6400)へ。
No.2010-34
2010年8月30日~2010年9月5日