聴覚障害者用に話言葉を文字に換えるシステムを開発
:筑波技術大学

 筑波技術大学は8月31日、視覚障害者向けの文字情報システムを開発したと発表した。
 同大学は、聴覚障害者・視覚障害者のための国立大学。新システムは、聴覚障害者用に同大学と(株)NTTドコモ、(株)スピードワープロ研究所が共同で開発したもので、授業での先生の話を入力担当者が端末機を使って文字情報に換え、インターネットを介してリアルタイムで聴覚障害者の携帯電話やパソコンの画面に映し出す仕組み。
 受信側の画面に映し出される漢字文字には、自動的にルビ(カナ文字)が付き、利用者側があらかじめ学年を登録しておけばそれに合わせたルビが表示される。
 同大学は、「いつでも、どこでも、誰にでも簡単に使える」といっており、特別支援学校などの教育機関に無償提供する計画。

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