(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月12日、(独)理化学研究所と国際宇宙ステーション(ISS)の日本の実験棟「きぼう」を利用した共同研究を行うため同研究所と連携協力協定を締結、同日開かれた宇宙開発委員会に報告したと発表した。
協定の期間は、2015年3月31日まで。先ずフィジビリティスタディを実施し、[1]「きぼう」を利用して行う研究課題の識別と具体化、[2]実験手法と機器・技術の仕様確定、実験に必要な運用条件の設定、[3]実験計画の作成、などを行い、そのフィジビリティスタディの結果に基づいて別途、共同研究テーマを決めるとしている。
同機構は、この理研との連携で世界レベルの研究成果を挙げ、この連携をモデルにして他の研究機関とも「きぼう」利用の連携協力協定を締結する計画。
No.2010-18
2010年5月10日~2010年5月16日