国土交通省国土地理院は5月11日、竜巻で大きな被害を受けた米国アラバマ州周辺の地球地図を公開すると発表した。
地球地図は、世界中の人々に地球の現在の姿を伝えるため、「地球地図国際運営委員会(ISCGM)」の手で整備が進められているデジタル地図で、2008年に「バージョン1」が完成し、インターネットを通じ全世界に公開されている。
国土地理院は、そのISCGMの事務局を務め、プロジェクトの中心的役割を担っており、米国南部で4月25日~28日にかけて発生した竜巻で最も被害が大きかったアラバマ州周辺についてその地形などを一般に知ってもらおうと同州周辺の地球地図を公開することにしたもの。
公開するのは、アラバマ州周辺の標高と土地利用で、非営利目的であれば自由に使える。問い合わせは、同院応用地理部環境地理課・中村孝之課長(TEL029-864-5934)へ。
No.2011-19
2011年5月9日~2011年5月15日