(株)エイ・イー・エス(東京・中央区)は、(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センター(茨城・つくば市)の施設を利用した宇宙飛行士模擬訓練の体験サービスを開始し、2月16日、報道陣に公開した。
この体験サービスは、JAXA筑波宇宙センターを広く一般に利用してもらう企画をJAXAが公募し、同社が選ばれて実現した。
体験サービスを受けられるのは、小学2年生以上で、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の船外プラットホームの実物大モデルを使っての断熱カバーの取り外しや実験装置の装着、宇宙空間で発生した空気漏れをみんなで力を合わせて乗り切る緊急対処訓練、パソコンによる宇宙飛行士適性検査などを体験できる。模擬訓練の体験サービスは、小・中・高校生と大人に区分され、大人対象の模擬訓練の指示は本番同様に英語で行われる。
この日は、同社の社員が白い宇宙服姿で船外活動の模擬訓練を行った。
完全予約制で、当初料金は訓練が一種類の場合で1,575円。問い合わせは、同社筑波事業所(TEL 029‐855‐2014)へ。
No.2009-7
2009年2月16日~2009年2月22日