国土交通省国土地理院は10月30日、岩国市(山口)、高山市(岐阜)周辺の詳細な活断層を表示した「2万5千分の1都市圏活断層図」を11月1日に公表すると発表した。
「2万5千分の1都市圏活断層図」は、1995年1月の阪神・淡路大震災を契機に同院の手で整備が始まり、ハザードマップ(自然災害による被害予測地図)の作成や、地方自治体が実施する防災・減災対策、地域の適正な開発・保全などの基礎資料として活用されている。
今回公表されるのは、岩国、下松(山口)、高山東部、同西部、同西南部の5面。これにより、全国で138面、約55,000km2が整備されたことになる。
No.2008-42
2008年10月27日~2008年11月2日