(独)産業技術総合研究所は3月12日、呉市(広島)にある同研究所中国センターを2010年3月までに東広島市(広島)の「広島中央サイエンスパーク」に移転すると発表した。
中国センターは、木質など非食糧系のバイオマス(生物資源)の研究開発拠点で、アジアのバイオマス研究のコア(核)になることを目指している。移転を機にバイオマス燃料を研究開発する大型実験室を設置するほか、広島大学や東広島市の企業と連携して技術人材の育成にも力を入れる。
施設の規模は、約1万m²。最低必要費用は、60億円を予定している。
No.2008-10
2008年3月10日~2008年3月16日