(国)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の中央農業総合研究センターは4月9日午前9時30分~同10時30分、つくば市(茨城)観音台の「食と農の科学館」で市民講座「落花生栽培の機械化の取り組み」を開催する。講師は、中央農研の深山大介上席研究員。落花生の栽培は、機械化が遅れてほとんどを手作業に頼っているという。特に収穫期の作業は、掘り起こして土をふるい、莢(さや)の天日干しのために、莢の部分を上に反転して並べる作業を長時間にわたり中腰の姿勢で行うことになる。この収穫作業の機械化に向けて中央農研では落花生の掘り取り機の開発と現地実証試験を行っている。この講座では、収獲作業をはじめとした落花生栽培の機械化の取り組みの現状を紹介する。参加は無料。定員は約70人。事前予約は不要。問い合わせは、中央農研(TEL090-2460-0423)へ。
No.2016-9
2016年2月29日~2016年3月6日