(国)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は3月1日、(国)農業生物資源研究所、(国)農業環境技術研究所、(独)種苗管理センターと4月1日に統合、各法人が担ってきた業務や役割を継承し、新たな組織として出発すると発表した。
統合する法人は、いずれもつくば市(茨城)に本部があり、新しい農研機構は、これまで以上に食料、農業、農村にかかわる課題解決力を持って、基礎から応用・実用化までの研究開発を総合的に推進することができる体制となる。
また、新しい農研機構は、優れた研究成果を社会に移転して安全な食料の安定供給、産業競争力の強化、環境保全など、地域と社会の持続的発展を通じて「攻めの農業への転換」に貢献するとしている。
統合後の新農研機構の研究・業務概要は4月1日に発表となる。