(独)農業・食品産業技術総合研究機構の中央農業総合研究センターは2月14日午前9時30分~同10時30分、つくば市(茨城)観音台の「食と農の科学館(つくばリサーチギャラリー)」で市民講座「関東発祥の砂糖とサトウキビ」を開催する。講師は、中央農研研究支援センターの寺内方克業務第1科長。砂糖は奈良時代ころまでにわが国に伝わったとされていて、鑑真和上も日本に来る際に携えてきたという。国内で製糖が行われるようになったのは江戸時代の後半で、江戸時代末には讃岐(香川県)を中心に発展し、作られていた。サトウキビ栽培と製糖は、江戸、それも江戸城の中で開発され普及していった。この講座では国内での甘味料と砂糖、サトウキビの歴史や意外に身近なサトウキビについて解説する。参加は無料。定員は約70人。事前予約は不要。問い合わせは、同研究センター情報広報課(TEL090-2460-0423)へ。
No.2015-3
2015年1月19日~2015年1月25日