「被災地企業のシーズ支援プログラム」平成27年度の1次公募
:産業技術総合研究所(2015年1月22日発表)

 (独)産業技術総合研究所は1月22日、東日本大震災で甚大な被害を受けた福島、宮城、岩手3県の企業を対象に実施している「被災地企業のシーズ支援プログラム」の平成27年度一次公募を同日から開始したと発表した。

 このシーズ支援プログラムは、被災3県に立地する企業が開発した再生可能エネルギーに関するシーズ(技術・ノウハウ)の企業化に向けた技術支援を同研究所の「福島再生可能エネルギー研究所」(福島・郡山市)が行うというもの。これまでに平成25年度11件、同26年度27件の計38件を採択して技術支援している。

 募集するのは、自社開発した▽太陽光発電分野、▽風力発電分野、▽地熱地中熱分野、▽蓄エネルギー分野、▽再生可能エネルギー管理分野、などの新規性・優位性を持つシーズで、実施期間(採択決定日から1年間)内に終了する見込みのあるテーマが対象。

 募集の締め切りは、2月12日。問い合わせは、福島再生可能エネルギー研究所 福島連携調整室(TEL024-963-0813)へ。

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