ポータルサイト「森林と放射能」を新たに開設
:森林総合研究所(2014年11月28日発表)

 (独)森林総合研究所は11月28日、森林内の放射性セシウムの動態などを伝えるポータルサイト「森林と放射能」を開設したと発表した。

 2011年3月の福島第一原子力発電所事故では、東日本の森林が広い範囲にわたり放射性物質で汚染された。環境省のまとめによると被爆した森林の面積は、約79万ha(ヘクタール、1haは1万㎡)と推定され、放射性物質の森林への影響などについては国、県、森林総研などによって調査・研究が進められ、得られた知見が集約されつつある。

 開設したポータルサイトは、森林の汚染状況の研究結果を概説するとともに、①森林への放射性セシウムの拡散や分布状況、②森林内の放射性セシウムの動態、③渓流水、野生動植物、林産物などに関する情報、などを一般向けと技術者向けに区分して分かりやすく掲載している。「森林と放射能」のURLは、http://www.ffpri.affrc.go.jp/rad/index.html

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