内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム」の実施機関に
:防災科学技術研究所(2014年9月12日発表)

 (独)防災科学技術研究所は9月12日、内閣府が進める「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」の課題の一つ「レジリエントな防災・減災機能の強化」の研究開発実施機関に選ばれたと発表した。

 この課題は、「レジリエント(強靭)な社会」の実現に向け、府省連携により災害情報をリアルタイムで共有・利活用できるようにする仕組みを2018年までに作り上げようというもの。そのため内閣府は、初年度の今年度に実施する7つの研究開発項目について研究開発実施機関を公募していた。

 同研究所が研究開発実施機関に選ばれたのは、その7つの研究開発項目のうちの▽津波予測技術の研究開発、▽ICT(情報通信技術)を活用した情報共有システムの研究開発および災害対応機関における利活用技術の研究開発、▽災害情報収集システムおよびリアルタイム被害推定システムの研究開発―などの3項目についてと、▽豪雨・竜巻予測技術の研究開発での共同研究で、同研究所は、「全力を尽くして研究開発を進める」といっている。

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