(独)農業・食品産業技術総合研究機構の中央農業総合研究センターは9月13日午前9時30分~同10時30分、つくば市(茨城)観音台の「食と農の科学館(つくばリサーチギャラリー)」で市民講座「人工衛星の農業への利用」を開催する。講師は、同研究センター作業技術研究領域の長坂善禎主任研究員。人工衛星からの信号を受けて正確な位置を知り、目的地まで案内するカーナビゲーションと同じように、農業分野でも衛星からの信号を利用し、農業機械による作業を円滑に進めようという技術の導入が進められている。トラクターなどの位置を計測して作業経路を示したり、ハンドルの自動操作を行ったりするなどしている。講演では、こうした人工衛星を使った技術がどのように使われているか、どういう研究が進められているのかなどを解説する。参加は無料。定員は約70人。事前予約は不要。問い合わせは、同研究センター情報広報課(TEL090-2460-0423)へ。
No.2014-31
2014年8月4日~2014年8月10日