(独)国立環境研究所は9月11日午後1時30分~同4時30分、東京・丸の内(千代田区)の新丸の内ビルディングの「エコッツェリア」で「静脈産業東南アジア市場参入促進に関するセミナー」を開催する。東南アジアでは、日本の静脈産業技術や制度に関心が高まっており、同研究所では東南アジアでの導入可能な廃棄物資源循環技術や管理方法を研究してきた。静脈産業や環境ビジネスに関心のある企業経営者、技術者研究機関・大学、ベンチャーキャピタルなどを対象に、同地域での静脈市場の動きや法制度、市場参入ルール、日本の静脈産業の輸出をサポートする借款制度などについて説明する。
主なプログラムは、▽報告「東南アジアにおける静脈産業の概況」、▽報告「ベトナム、タイ、マレーシアにおける実態調査結果を踏まえた静脈産業移転の可能性」、▽報告「東南アジアにおける静脈産業移転プロジェクトの導入時期と採算性」、▽日本政策金融公庫の制度案内、▽JICA中小企業海外展開支援事業の静脈分野の実績とこれまでの調査成果―などに続き、全体質疑が行われる。参加は無料。登録フォームから事前申し込みが必要。締め切りは9月4日。定員になり次第締め切る。問い合わせは、同研究所資源循環・廃棄物研究センター研究連携推進室(Eメール:kubota.rieko@nies.go.jp)へ。