(独)国際農林水産業研究センターは6月2日、希望すれば終身雇用の審査が受けられる「テニュア審査」が付く任期付き研究員を3人募集すると発表した。テニュアは、任期付きで採用された者が任期後、終身雇用となって勤め続ける雇用方式のこと。米国やカナダなどの大学で広く採用されている。
今回、同研究センターが募集する任期付き研究員の任期は、平成26年10月1日から5年間。その任期満了の11カ月前までに希望者に対しテニュア審査を実施し、審査合格者は任期を定めない研究員として継続採用されるというもの。
募集するのは、①研究戦略室、②生物資源・利用領域、③生産環境・畜産領域の研究員それぞれ1人。応募できるのは、博士号を持っているか、今年の9月までに取得見込みの者。「女性研究者の積極的な応募を歓迎する」と同研究センターはいっている。
応募には、①個人調書、②研究業績、③抱負、④論文のコピーなどの提出が必要。応募書類の提出は、〒305-8686 茨城県つくば市大わし1-1 (独)国際農林水産業研究センター 企画調整部 小宮山博氏へ。応募の締め切りは、6月30日午後5時。選考は、書類審査と、面接試験(8月上旬)で行われる。