国立台湾大学と連携研究センターを設立
:物質・材料研究機構

 (独)物質・材料研究センターは7月30日、台湾の国立台湾大学と3年間の「学術連携センターに関する契約」を7月26日に締結し、双方の構内に「物質・材料研究機構―国立台湾大学連携研究センター」を設立したと発表した。
 物質・材料研究機構と国立台湾大学は、平成24年2月に包括協力協定を結び、さらに、25年1月には、博士後期課程の学生を同機構のジュニア研究員として受け入れ、研究指導をするという国際連携大学院協定を締結。また、同月に台北市で合同ワークショップを開催し、すでに進められていた研究交流に加えてより広い分野での交流の可能性について検討を行っている。
 台湾大学は、1928年に設立の台北帝国大学が前身で、11学部を擁し、ノーベル賞受賞者も出している。
 今回のセンター設立は、同研究機構が、海外機関に設置する本格的な連携センターとしては、平成24年にできた同機構―ノースウエスタン大学連携研究センターに次いで3番目となる。

詳しくはこちら