中国・四国・九州の「電子基準点」の標高成果を改定
:国土地理院

 国土交通省の国土地理院は6月24日、中国・四国・九州地方の195点(個所)の「電子基準点」の標高成果(標高値)をより高精度な値に改定したと発表した。
 国土地理院は、人工衛星を使って日本の地殻変動を監視する連続観測システム「GEONET」を運用している。
 電子基準点は、衛星からの電波を受信するGEONETの地上側観測点のこと。全国約1,300個所に設置され、各設置点の地殻変動による緯度、経度、標高の変化を計測しており、今回中国・四国・九州地方にある電子基準点の内、195点の標高成果を改定したもの。
 改定した標高成果は、国土地理院の本院、関東・中国・四国・九州の各地方測量部で7月1日から閲覧と謄本(抄本)の交付を開始し、国土地理院のウェブサイトから見ることができる。

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