（独）建築研究所は、科学技術週間の一環として4月20日、施設を一般公開する。見学開始時間は、▽午前10時から▽午後1時から▽午後2時30分からの3回で、各回ともA、B、Cの3つのコースに分かれて見学、時間は各コースとも約60分。Aコースは、1回の定員が20人。「竜巻を見てみよう」をテーマに風雨実験棟の竜巻発生装置で竜巻状の風を再現、建物への影響を見る。また、「風を見よう」では、通風実験棟で煙を流して建物周りの風の流れから様々に変わる自然の風を知ることができる。さらに、「木造建築物の利用拡大を目指して」をテーマにした建築部材実験棟では家の壁への水平加力実験を見学する。Bコースは1回の定員が25人。「節水トイレの実力を見よう」をテーマに設備実験棟で最新の節水技術を見学。さらに、建築材料実験棟でコンクリートの強度測定を見学する。Cコースも1回25人で、「炎の熱を測ってみよう」をテーマに、実大火災実験棟で火災からの熱を体験するほか、熱を測定する。また、身の回りのものが着火する状況を見学する。耐火実験棟では、火災による建物の影響について解説を受け、火災や熱で変形した鉄骨などの見学をする。全コース予約が必要。なお、展示館での最新研究パネル展示などの見学は予約不要。予約申し込み・問い合わせは、同研究所総務課（TEL029-864-2151（代））へ。