筑波大学発ベンチャーのサイバーダイン(株)は2月21日、同社開発の福祉用ロボットスーツが(財)日本品質保証機構(JQA)からサービスロボットの国際安全規格である「ISO/DIS 13482:2011」の認証を取得したと発表した。
同社は、茨城・つくば市にあり、2009年度からスタートした(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「NEDO生活支援ロボット実用化プロジェクト」で「安全技術を導入した人間装着(密着)型生活支援ロボットの開発」を受託。その成果を導入して商品化したのが今回「ISO/DIS 13482:2011」の認証を得たスーツを着るように人体に装着する福祉用ロボットスーツ。商品名を「ロボットスーツHAL福祉用」といい、人間の身体機能を補助・増強する機能を持っている。
同社は、今回の認証取得を「サービスロボットの分野で日本が世界を主導するための大きな一歩」と位置付けている。
No.2013-7
2013年2月18日~2013年2月24日