中央農研が稲こうじ病・墨黒穂病で発生抑制技術の成果発表

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構の中央農業研究センターは3月5日午後1時~同5時、長岡市(新潟)のホテルニューオータニ長岡で「イネの穂に発生する稲こうじ病と墨黒穂病の発生抑制技術の開発」のテーマで成果発表会を開く。主な講演は、稲こうじ病に関して▽発生生態の最新知見―土壌中の厚壁胞子から穂に至る過程(中央農研・芦澤武人氏)▽1病粒からの毒素ウスチロキシンAの定量法と蓄積量の菌株間差(中央農研北陸研究センター・高橋真実氏)ほか、墨黒穂病に関しては、▽薬剤散布適期の検討(新潟県農業総合研究所・石川浩司氏)▽厚壁胞子に汚染された玄米の生態影響評価(動物衛生研究所・山中典子氏)ほか。参加は無料。定員300人。参加申込は、案内ページから申込書をダウンロードして記入、2月15日までにEメールで中央農研北陸研究センター連絡調整チームへ。問い合わせは、中央農研病害虫研究領域(TEL029-838-8902)へ。