(独)産業技術総合研究所は1月15日、研究職員を募集する、と発表した。
同研究所は、つくば市(茨城)をはじめ各地に研究施設を持つ国内最大規模の公的研究機関。[1]環境・エネルギー、[2]ライフサイエンス、[3]情報通信・エレクトロニクス、[4]ナノテクノロジー・材料・製造、[5]地質、[6]計測・計量標準、の6つの研究領域を主体に約2,300人の職員が研究にあたっている。
今回募集するのは、▽約70人の「博士型任期付研究員」、▽7人程度採用する予定の定年制の「中堅型研究員」、▽若干名を採用する予定の「研究テーマ型任期付研究員」、▽5人程度採用する予定の定年制の「修士型研究員」。
採用は、いずれも平成26年4月1日の予定。
産総研は「外国籍の方も歓迎」といっている。
「博士型任期付研究員」は、今後の産業技術の発展を担う研究人材を募集するもので、応募できるのは平成18年4月2日以降に博士の学位を取得した若手研究者(採用時取得見込み者を含む)。任期は5年間。任期終了の1年半前位に引き続き任期を定めない定年制の研究員になるパーマネント化審査を受けることができる。
任期を定めない定年制の「中堅型研究員」は、中長期の戦略のもとで継続的研究を展開でき、研究グループの核となる人材を求めるもので、博士号取得者、ポスドク経験者かそれに相当する能力・実績を持った研究者が対象。
「研究テーマ型任期付研究員」は、産総研が外部から資金提供を受けて行なう特定の研究プロジェクトを推進できる即戦力の人材を募集するもので、博士号取得者かそれに相当する能力・実績を持った研究者が対象。任期は2~5年。
選考は、3タイプいずれも書類審査と面接試験で行われる。
応募の締め切りは、複数の募集に応募する場合4月12日必着、1つに応募する場合4月26日必着。
一方、「修士型研究員」は、昭和58年4月2日以降生まれの大学院修士課程修了者(採用時修了見込み者を含む)が対象で、主な職務内容は、計測・計量標準分野に関する研究業務。筆記試験と面接試験が行われる。エントリー締め切りは、3月8日24時。
いずれの募集も問い合わせは、研究職員採用委員会事務局(TEL029-862-6282)へ。
No.2013-2
2013年1月14日~2013年1月20日