(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)と日本宇宙少年団は1月18日、つくば市(茨城)のJAXA筑波宇宙センターで3月に行なう高校生・高専生(3年生まで)を対象とする「筑波スペースキャンプ2013」の参加者を募集する、と発表した。
今回のキャンプは、模擬人工衛星「缶サット」を製作して試験・観測を行うというもので、3月25日から同28日まで4日間実施する。
缶サットは、空き缶サイズの模擬衛星のこと。「サット」は、サテライト(衛星)の略。今回の筑波スペースキャンプでは、温度計、高度計といった計測機器を積んだ缶サット(容積350ml)を高校生・高専生が製作、環境試験などを行った後、それを小型ロケットで打ち上げて温度、高度などのデータを取得するフライトまでを行う。
募募集するのは16人。参加費は2万8千円(宿泊費、食費など)。応募の締め切りは、2月7日(必着)。応募は、所定の応募用紙1と同2に必要事項を記入して郵送か、ウェブでの応募は申し込みフォームから。
JAXAは、「応募書類に記載された応募の理由を重視して選考する」といっている。
問い合わせと応募の申し込みは、〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-1、(財)日本宇宙フォーラム内「筑波スペースキャンプ2013」運営事務局(TEL03-6206-4957)へ。
No.2013-2
2013年1月14日~2013年1月20日