(独)農業・食品産業技術総合研究機構の畜産草地研究所は4月3日、同研究所の佐々木啓介主任研究員が「平成24年度日本養豚学会賞」と「第42回丹羽賞(学術賞)」を受賞したと発表した。
豚肉の「おいしさ」評価と、飼料自給率向上策として注目されているエコフィード(食品残さなどから作った家畜飼料)や飼料用米を利用した豚肉への消費者の反応の研究が認められ、受賞したもの。
中でも高く評価されたのが豚肉のおいしさ因子の解明で、豚の品種による呈味成分の違いを味覚センサーで識別できることを明らかにした。
No.2012-14
2012年4月2日~2012年4月8日