(独)物質・材料研究機構は7月7日、オランダの大手企業・DSM社と共同研究契約を締結、バイオ医療関連の材料科学分野で連携研究を開始したと発表した。
DSM社は、ライフサイエンス(生命科学)関連のグローバル企業。同グループの年間売上高は、約80億ユーロ(約8,800億円)で、5大陸に拠点を持ち、従業員は全世界で約2万3千人にのぼる。
共同研究契約の期間は、2年間。最初の共同研究テーマは、「生体適合性材料」で、タンパク質の吸着や細胞接着を抑制する生体不活性表面を作る技術の開発を行なう。
No.2010-26
2010年7月5日~2010年7月11日