「民間実用化研究促進事業」の新規課題3件を決定
:農業・食品産業技術総合研究機構

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構は12月14日、同機構の生物系特定産業技術研究支援センターが平成18年度から実施している「民間実用化研究促進事業」の平成21年度一次募集分として3件の新規採択課題を発表した。
 この事業は、民間が進めている生物系の産業技術開発の内、実用化の段階を迎え、製品化の明確な計画があり、既に特許を取得している成果に対し、原則3年間にわたり1課題当たり年間最高1億円程度の資金を提供して商品化を加速しようというもの。
 今回の平成21年度一次募集には、30課題の提案があり、その中から、[1](株)相馬光学の「堆肥・土壌を安価迅速に測定できる装置とシステムの開発」、[2]日生研(株)の「遺伝子組み換え犬顆粒球コロニー刺激因子製剤の実用化」、[3](株)共立の「おからの機能性食品化事業『ミクロ・ソイファイバー』」、の3課題が採択された。

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