地域の防災活動支援するソフトを無償で提供:防災科学技術研究所

 (独)防災科学技術研究所は12月18日、地域住民の防災活動を支援するソフト「地域協働・防災活動支援ソフトウェア」(略称:eコミウェア)の無償提供を開始したと発表した。
 地域で防災活動を実施して行くためには、住民が主体になると共に、地域社会全体が一致して取り組むことが不可欠といわれる。
 eコミウェアは、それに応える地域社会の連携を支える新たな統合情報基盤システムとして同研究所が国の「災害リスク情報プラットフォームに関する研究開発プロジェクト」の一環で開発したソフト。今回これを誰でも無償でダウンロードできるようにした。
 同研究所は、このソフトの利用により地域の活性化と災害に強い社会の実現を図りたいとしており、eコミウェアをもとに新たなシステムを開発することも認めている。
 同研究所は、今回の無償ダウンロード提供を機に、全国の利用希望者などに呼びかけてこのソフトの利便性向上と普及を図るための新組織「地域協働・防災活動支援ソフトウェア開発・利用推進協議会(仮称)」を設立するとしている。
 eコミウェアのアドレスは、http://www.bosai-drip.jp/ecom-plat/download.htm
 問い合わせは、同研究所災害リスク情報プラットフォーム研究プロジェクトリスク研究グループ(TEL029-863-7546)へ。

詳しくはこちら