(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、現在同機構が中心となって開発を進めている「準天頂衛星」初号機の愛称を募集している。都市部は高い建物が多いため、GPS(全地球測位システム)衛星の測位精度に劣化が生じる。準天頂衛星は、既存のGPSと組み合わせてビルなどの障害物の影響を少なくすることを目指し、(独)情報通信研究機構、(独)産業技術総合研究所、国土地理院などが参加しオールジャパン体制で開発を進めている次世代の測位衛星。愛称の募集締め切りは、12月16日午後5時(ハガキの場合は16日の消印まで有効)。応募の条件は、[1]ひらがな、またはカタカナ、[2]準天頂衛星の目的をイメージできる、[3]過去の日本の衛星の愛称と同一にならない、など。決定した愛称の提案者の中から抽選で1名をペアで種子島(鹿児島)での初号機打ち上げ見学に招待する。問い合わせなどは、(財)日本宇宙フォーラム(TEL03-5200-1316)へ。
No.2009-47
2009年11月23日~2009年11月29日