ベトナムと中国に海外拠点を設置:筑波大学

 筑波大学は9月24日、2つの海外拠点設置を発表した。海外との交流をより活発化するためで、ベトナムのホーチミン市の拠点はすでに8月から業務を開始している。もう一つは、中国・北京市への設置でスタートは10月。
 同大学は、これまでチュニジアとウズベキスタンに海外拠点を置いていたが、優秀な留学生の確保、学術交流の推進などを強化するため今回の2拠点に続き、今年度内にドイツのボン市にも拠点を新設する方針で、さらにカザフスタンや中国・上海市でも交渉を進めている。
 ホーチミン市の拠点は、同市の熱帯生物学研究所内に設けたもので、同大学のPRなどを開始している。
 北京市の拠点の開設場所は、日本学術振興会の北京研究連絡センター内。同大学に在学する留学生に占める中国出身者の割合は、4割に達しているが、今後も増加が予想されている。

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