筑波実験植物園が野生絶滅種「コシガヤホシクサ」を公開

 (独)国立科学博物館筑波実験植物園は、同園(茨城・つくば市)で開花した「コシガヤホシクサ」を一般公開している。コシガヤホシクサは、すでに野生からは絶滅してしまった貴重な水生植物。同園は、野生への復帰を目指して保全研究を進めており、このほど園内で保存しているコシガヤホシクサが開花したもので、10月初旬頃まで見ることができる。コシガヤホシクサの一般公開は、世界でも他に例がなく、「是非この機会に見てほしい」と同園ではいっている。入館料は、300円(高校生以下は無料)。問い合わせは、同園(TEL029-851-5159)へ。