九大、北大と新たな連係協定を締結:物質・材料研究機構

 (独)物質・材料研究機構は4月30日、九州大学、北海道大学とそれぞれ新たな連携協定を結ぶことになったと発表した。
 九州大学とは、21世紀を担うナノ材料工学の優れた若手研究者を育成するため、同大学の大学院に同機構を母体とする博士課程後期課程連携講座として「先端ナノ材料工学講座」を新設する。5月1日に連係協定を締結、来年4月開講の予定。同機構の研究者が九大の連係教授、連係准教授に就任し、つくば市(茨城)にある同機構の優れた研究環境を使っての教育や研究指導を行う。
 一方、北海道大学とは、同大学の大学院に同機構を母体とする博士後期連携分野「先端機能物質物理学分野」を新設することで合意した。同機構と北大大学院の連携は、これが3件目。同機構の研究者が北大の客員教授、准教授に就任し、同大学や同機構の優れた研究環境を使って教育や研究指導を行う。5月1日に連係協定を締結、6月初旬から同機構や北大大学院のホームページなどに学生の公募情報を掲載する。

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