「活断層・地震研究センター」を設立:産業技術総合研究所

 (独)産業技術総合研究所は4月1日、地表の活断層から地下深部の震源断層までを一体的に研究する「活断層・地震研究センター」を同日付けで設立したと発表した。
 日本列島は、今世紀の前半に複数の大きな地震に襲われる可能性が高いと考えられている。このため、同研究所は、従来からある活動層研究センターと地震関連研究グループを統合し、地形・地質・地球物理・地震工学などの研究者が一丸となって「地震を総合的にとらえる研究」を開始することにしたもの。
 同センターは、研究のミッションとして(1)内陸地震の評価手法の高度化、(2)海溝型地震の評価手法の高度化、(3)地震災害予測モデルの高度化―を掲げ、今後発生する地震の場所・規模・時期の予測精度を上げ、その際の被害状況を予測する研究を進める。

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