(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月9日、宇宙技術を活用した商品・サービスに対し付与しているJAXA宇宙ブランド「JAXA COSMODE PROJECT」を新たに3つの商品に付与したと発表した。
JAXAと企業の共同研究などから生まれた一般消費者向けの商品に「JAXA COSMODE PROJECT」の英文字をデザイン化したロゴマークをブランドとして付けることを認め、宇宙開発をもっと身近に感じてもらおうという制度で、今年の4月にスタートした。
新たに認定されたのは、4D投影システム、折り紙ヒコーキ「スペースシャトルキット」、折り紙ヒコーキの本「PAPER AIRPLANE-紙ヒコーキ博物館」の3つ。
4D投影システムは、3次元の立体模型上に時間という次元をプラスして様々な地図画像を投影するジオラマで、(株)きもと、(株)IMAGIKAイメージワークスが共同開発した。
JAXAは、宇宙から折り紙ヒコーキを飛ばして地球に帰還させるプロジェクトに取り組んでいる。折り紙ヒコーキ「スペースシャトルキット」は、その紙ヒコーキ技術を活かした商品で、(株)飾一が製造・販売する。
折り紙ヒコーキの本は、日本折り紙ヒコーキ協会会長で、折り紙ヒコーキの手投げ室内滞空時間世界記録保持者の戸田拓夫氏が執筆した。
No.2008-35
2008年9月8日~2008年9月14日