月探査衛星「かぐや」がとらえた月の立体地形画像を公開
:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構は11月16日、月探査衛星「かぐや」がとらえた月面の立体地形画像を公開した。
 高度約100kmで月を回っている「かぐや」に搭載した地形カメラと呼ばれる2台のカメラを使って月面を撮影し、立体視の原理で3次元画像を作成することに成功したもの。使用した地形カメラは、月面上を10mの分解能で撮影でき、小さなクレーターなどがはっきりととらえられている。

詳しくはこちら

「かぐや」の地形カメラで撮影した立体視データから作成した月面の立体地形画像。小さなクレーターがはっきりと見える(提供:宇宙航空研究開発機構)