(独)宇宙航空研究開発機構と(独)科学技術振興機構は11月14日、日米共同で1997年に打ち上げた熱帯降雨観測衛星(TRMM)などの観測データを用いて、準リアルタイム(観測後約4時間)で高分解能の世界雨量分布図を作成し、その画像をインターネット上(http://sharaku.eorc.jaxa.jp/GSMaP/index_j.htm)で公開することになったと発表した。
この画像は、1時間毎に更新され、過去24時間の雨分布のアニメーション画像も見ることができる。
これにより、アジアの発展途上国をはじめ、台風や豪雨災害が頻発するにも関わらず雨情報が不足している地域に、速やかな情報提供が可能となった。
No.2007-45
2007年11月12日~2007年11月18日