筑波大学主催の「科学の芽」賞の受賞者が決まり、11月30日同大学から発表された。この賞は、朝永振一郎博士誕生100年記念事業の青少年プログラムの一環として自然や科学への関心と芽を育てることを目的に設けたもので、全国の小中高校生から自然現象の観察・実験を通して感じた素直な疑問や発見を記したリポート645件の応募があった。
審査の結果、小学生部門では山口県防府市立華浦小学校6年・河村進太郎くんの「風力発電機の研究」など8点、中学生部門では筑波大学附属中学校1年・新井美圭さんの「流れと渦の研究~なぜ渦はできるのだろう?」など8点、高校生部門では青森県私立八戸聖ウルスラ学院高等学校3年・木村あかねさんの「Brzが植物の耐塩性に与える影響」など3点がそれぞれ選ばれた。