筑波大と国際協力機構が連携協力協定を締結

 筑波大学は12月1日、(独)国際協力機構(JICA)と「連携協力協定」を同日締結したと発表した。この協定は、発展途上国への国際協力を行う人材育成を目的に締結された。

 JICAは、市民参加による国際協力事業を進めるため大学をそのパートナーと位置づけているが、今回の提携はその一環にあたる。両者は、双方の組織を互いに活用する形で開発途上国の現場のニーズに合った人材を育成していきたいとしている。具体的には、JICAの集団研修コースと筑波大学の外国人留学生受け入れ制度を連携させたり、国際的に活躍できる人材を育てるため筑波大学の学生にJICAの施設などを提供してフィールド経験をしてもらうことなどを計画している。