(独)森林総合研究所は1月13日、同研究所関西支所の多田泰之主任研究員が「第13回日本農学進歩賞」を、同北海道支所の松浦友紀子研究員が「平成26年度(第10回)若手農林水産研究者表彰」をそれぞれ受賞したと発表した。
多田主任研究員の受賞は、特定することが難しかった斜面崩壊の危険箇所を、地下水の流れが発する音の強度と分布から特定する技術を開発したことが評価された。この技術は、すでに装置化され、崩壊予測技術として普及が進んでいる。
松浦さんは、捕獲されたニホンジカの食品資源化に向けた衛生管理手法を提示したことが認められた。
ニホンジカによる農林業被害が全国各地で発生し、頭数調整が課題となっていて捕獲した固体の資源的利用の促進が求められている。松浦さんは、捕獲固体を食肉利用するための適切な処理法を示すとともに、女性狩猟者ネットワークを組織し実用化に向けた活動を積極的に行っており、その一連の行動が高く評価された。



