筑波大学は4月7日、同大学の研究者5人が平成26年度の科学技術分野の「文部科学大臣表彰」を受賞したと発表した。
受賞したのは、日本の科学技術の発展に寄与する独創的な研究・開発を行った人に贈られる「科学技術賞『研究部門』」1人と、萌芽的な研究や独創的視点に立った研究で顕著な業績をあげた40歳未満の若手研究者に贈られる「若手科学者賞」4人の計5人。
受賞者名と受賞の対象となった研究業績は、次の通り。
◇科学技術賞「研究部門」
▽数理物質系・石井理修准教授「量子色力学の第一原理計算に基づく核力の研究」
◇若手科学者賞
▽計算科学研究センター・石山智明研究員「高精度大規模計算によるダークマター微細構造の研究」
▽生命環境系 下田臨海実験センター・中野裕昭助教「非モデル海産動物を用いた発生過程の進化に関する研究」
▽生命環境系・丹羽隆介准教授「昆虫ステロイドホルモン生合成に関する総合的研究」
▽数理物質系・山本洋平准教授「優れた光電子機能を示す分子集合体材料の創成に関する研究」
No.2014-14
2014年4月7日~2014年4月13日