(独)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)近畿中国四国農業研究センターは9月21日午前10時から、岡山市(岡山)北区の岡山国際交流センターで第1回「高β‐グルカン大麦利用連絡会」オフラインミーティングを開催する。同研究センターでは、水溶性食物繊維のβ‐グルカンを豊富に含む大麦の新品種「ビューファイバー」「キラリモチ」などを開発、これらの需要と生産を拡大するため、「高β‐グルカン大麦利用連絡会」を設立、このオフラインミーティングは、この注目されている大麦について生産者や食品製造者、栄養士、消費者などが一堂に会して情報を交換しようというもの。第1回目は「大麦食を広めましょう!いつやるか?今でしょ!!」をテーマに、大妻女子大学・青江誠一郎教授が「大麦の健康価値と最新の研究動向」と題して基調講演を行う。主なプログラムは、▽病院食での大麦食の利用例▽「ビューファイバー」の一次加工と商品化▽北海道滝川での食用大麦生産の取り組みについて▽岡山県勝英地域での「キラリモチ」の生産と加工・販売―など事例紹介や高β‐グルカン大麦品種の特性などの品種紹介が行われる。参加は無料。定員100人。事前申し込みが必要で、同センターイベント詳細ページから申し込み。締め切りは9月10日。問い合わせは、同研究センター四国研究センター広報普及室(Eメール:barley-glucan-sec@ml.affrc.go.jp)へ。
No.2013-28
2013年7月15日~2013年7月21日