「日本森林学会賞」「日本木材学会論文賞」などを受賞
:森林総合研究所

 (独)森林総合研究所は4月11日、北海道支所の韓慶民CO2収支チーム長が「日本森林学会賞」を、また同研究所の研究者4人が「第6回日本木材学会論文賞」をそれぞれ受賞したと発表した。
 韓氏の受賞は、バーゼル大学(スイス)との共同研究の成果「高CO2(二酸化炭素)付加後のヨーロッパブナ成木の葉の特性、シュート成長及び種子生産」が高く評価されたもの。この研究成果は、CO2濃度の上昇が樹木の成長や森林の発達過程に及ぼす影響の解明に新しい知見をもたらした。
 一方、「第6回日本木材学会論文賞」を受賞したのは、複合材料研究領域・塔村真一郎、同領域・宮本康太、木材改質研究領域・石川敦子、研究コーデイネータ・井上明生の4氏。4氏の研究論文「エタノールによって引き起こされる木材からのアセトアルデヒド放散」が評価された。

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