筑波で開催の「アジアサイエンスキャンプ」の参加者を募集
:高エネルギー加速器研究機構/科学技術振興機構

 高エネルギー加速器研究機構と(独)科学技術振興機構(JST)は4月9日、両者共催で今年の8月25日から30日まで、つくば市(茨城)で開催するアジアの高校生・大学生を対象とする「アジアサイエンスキャンプ2013」に参加を希望する学生を募集すると発表した。
 このキャンプは、ノーベル賞学者や世界トップレベルの科学者達による講演、講演者がリードするディスカッションセッションなどで、アジア各国からの参加者が科学の面白さを体験し、参加者同士の交流の場としてノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊博士らの発案で発足したもの。2007年の台湾・台北市での第1回以来毎年行なわれ、昨年はイスラエルのエルサレム市で開催されている。
 第7回目となる今回は、つくば市のつくば国際会議場で開催、プログラムは全て英語で学び、「1週間の国際的な科学技術合宿」と両機構では位置付けている。小柴博士や江崎玲於奈博士など内外から7人ものノーベル賞学者が参加する。 
 募集するのは、物理や化学の分野に興味を持つ高校2年から大学2年相当の学生で、人数は30人程度。旅費・宿泊費などは、主催者が負担する。募集の締め切りは、5月15日。
 問い合わせは、JST理数学習支援センター「アジアサイエンスキャンプ2013」参加者事務局(TEL03-5214-7053)へ。

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