（独）物質・材料研究機構は3月29日、中国の浙江大学（せっこう・だいがく）と共同研究、人的交流を行うことで合意、このほどMOU（覚書）を締結したと発表した。
　浙江大学は、浙江省の省都の杭州市にある総合大学で、清華大学、北京大学の次に位置する大学といわれている。
　今回のMOUは、同大学のシリコン材料など半導体材料の基礎と応用を研究している「珪材料国家重点実験室」と結んだもの。同実験室には、現在11人の教授と4人の准教授が所属し、大面積シリコン単結晶、シリコンベース薄膜、複合半導体オプトエレクトロニクス材料、複合機能材料の4分野の研究に取り組んでいる。

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