国土交通省の国土地理院は3月28日、日本各地の地表面の高さ(標高)を記した「数値標高データ」を同日から同院のウェブサイト(http://fgd.gsi.go.jp/download/)で公開したと発表した。
このデータは、地表を5mの間隔で区切ったメッシュ(方眼)の中心点の標高を航空機によるレーザー測量で計測し、そこに建っている家屋などの構築物や樹木などを取り除く処理を加えて作成した詳細な地表面データ。
今回公開した数値標高データの面積は、約134,000km2。これまでの公開済み分を含めると国土の約45%に当たる同170,000km2の地域の高精度な標高値が公開されたことになる。
今回の数値標高データは、昨年3月の東北地方太平洋沖地震の発生前に計測したもので、同地震発生後に実施した測量結果は平成24年8月以降順次公開していくとしている。
No.2012-13
2012年3月26日~2012年4月1日