つくばイノベーションアリーナ(略称:TIA-nano)は3月28日、同アリーナに高エネルギー加速器研究機構(KEK、茨城・つくば市)が新たに加わることになったと発表した。
同アリーナは、世界的なナノテクノロジー(超微細技術)の研究開発拠点の形成を目指し2009年に発足。2010年6月に閣議決定された「新成長戦略」では、同アリーナを「21世紀の日本の復活に向けた21の国家戦略プロジェクト」の一つと位置づけており、(独)産業技術総合研究所、(独)物質・材料研究機構、筑波大学が中核として参画している。
KEKは、それらに続く4番目の中核機関として参加するもの。KEKは、大規模な放射光施設や大強度陽子加速器施設(J-PARC)など多くの最先端インフラを保有しており、それらを利用する新たなナノテク研究が進むものとTIA-nanoは期待している。
No.2012-13
2012年3月26日~2012年4月1日